5月、新緑の季節になりました。ゴールデンウィーク中の行楽地は人に溢れ、その賑わいと共に各地の鮮やかな緑も紹介されていました。

「グリーングリーン」という歌があります。1960年代のアメリカのフォークソングで、日本では音楽の教科書に載り、今でも時々アニメ番組などに使われているようです。この時期にぴったりな軽快なメロディが耳に残る中、7番まである歌詞には深いメッセージがあります。

僕がパパと「この世に生きる喜びと悲しみ」について語り合い、そしてパパは「遠い旅路」についてしまう。これは和訳ではなく、原曲とは違う日本語の歌詞として、片岡輝氏が書いたものです。遠い旅路とはパパの死を意味すると思われ、それが病死なのか、また戦争に招集されて戦死したのかハッキリしません。時代的に反戦歌だとの解釈が多いようですが、作者の片岡輝氏は「聞き手の自由な判断」としています。

そしてサビの部分で繰り返し歌われるのは「青い空と緑がひろがる」平和な世界です。それこそが、まさしくパパが伝えたかった「この世に生きる喜び」ではないでしょうか。この歌が歌い継がれているのは、緑の素晴らしさがいつも人の心をゆさぶるからだと思います。緑はいつの時代でも必要不可欠な存在なのです。そんな緑を扱うサービスを、国土緑化株式会社はこれからも提供していきたいと思います。