欧米諸国のオフィス事情です。会社全体を見渡すことができるオープンオフィスは、従業員の競業の促進や賃料の削減などを目的に導入されてきました。欧米では1960年代から普及が始まり、アメリカのある調査会社が行った2020年の調査では3分の2の企業で採用されているそうです。しかし今、オープンオフィスは従業員を孤立させ期待された社内コラボを促進しないばかりか、自閉症など健康面に支障をきたすとの指摘もあるようです。
科学雑誌日経サイエンでは、オープンオフィではたらく欧米企業の従業員の声を紹介しています。
➀他人の目を気にして集中できない(特に女性)
➁プライバシーがほとんどない
➂周りに気を使って、会話がつい小声になる
以上のように感じる人が増え、孤立感やストレスがたまり、自閉症を引き起こす恐れがあるとしています。
そこで必要となるのが植物の力でしょう。ストレス軽減効果は仕事の集中力をアップし、コミュニケーションを潤滑にする効果は社内コラボを促進する。まさしく私たちの進めるグリーンレンタルは、オープンオフィス導入の目的とイコールなのです。植物はオフィスに必要不可欠です。
記事は今後のオープンオフィスはこうした面への考慮が設計の段階から求められると結んでいます。私たちは確信しています。解決する方法の1つは植物だということです。
日本でもコロナ禍でレイアウトが見直され、従来の部門別の並びからフリーアドレスにされたお客様もあります。いずれ上記の欧米のような声はでてくることでしょう。世界のオフィス事情も常に把握していきます。