グリーン・ポケットの「小さな森」は、オフィスにおけるグリーンレンタルを単なる装飾から、職場全体を改善するサービスに変えました。応接室や受付など来客者向けに緑を置くだけでなく、社員のために執務スペースに緑を置くようになったのです。多くの企業がSDGs、福利厚生、健康経営、ストレスチェック対策など様々な目的で導入しています。
オフィスと違うビジネスシーンではどうでしょうか。たとえば「おもてなし」を生業とするホテルやサロンのお客様にとって、緑は全体イメージを決める重要なインテリアです。中には特別な意味を感じて利用されているお客様もいます。これから紹介するヒーリングサロンを経営するオーナーもその1人です。店は世界各地の民族音楽の音色で癒しを誘う高級サロンで、担当サービスマンから聞いた納品の際のエピソードです。
『初回納品のときからオーナーが立ち合いました。お店は古きヨーロッパ調の家具などでセレブ感にあふれており、コンセプトや客層について詳しく説明してもらいました。そしてオーナーはどんな緑を置くかにこだわっていました。何故ならば「緑は商品と同じ」と考えているからだそうです。オーナーはこう話されました。
「お客様は音楽を耳で聞いて癒され、緑を目で見て癒される。どちらも大切です。当店の売りは音楽ですが、私はグリーン・ポケットさんの緑も同じ当店の商品だと考えています。店の売り上げに直結する、なくてはならないものなので妥協はしません。最高の緑をお願いします」
オーナーの緑に対する思わかり、それだけ期待していただけるなんてサービスマン冥利につきると身がひきしまりましたね。
とくに、セッティングする植物の葉の形は細かく打ち合わせをしました。安心感を与えるように丸い葉を入れることにしました。そして、葉が下に垂れ下がっているタイプをメインの場所に置いたのです。これは中国の言い伝えである風水の考えを取り入れたもので、葉が垂れ下がっている植物は心を落ち着かせ、安穏な運気をもたらすとされているからです。そう話すと、ヒーリングサロンにぴったりの考え方ですと大変喜んでいただきました。
こうして3回目くらいまでは入念に打ち合わせましたが、あとは任せていただいてます。サロンは繁盛しているようで、少しはお役に立てたかなと、プロとして嬉しく感じています』
グリーン・ポケットの緑は環境と健康の問題を改善するだけではなく、こうした様々な人の想いが込められているのです