コーセーチャメドレアはヤシ科チャメドレア属の観葉植物で、原産地はメキシコです。日当たりを好みますが、比較的耐陰性もあるため、グリーンレンタルによく使われます。乾燥によるハダニの発生には注意しています。光沢と皺のある幅広い葉が特徴で、波がうっているようにみえる様子が人気です。
コーセーは「高性」と漢字で表記される事もあります。「大きいチャメドレア」という意味で、流通名として定着しています。逆に、通常の大きさに比べて小さいことを「矮性」(わいせい)と呼びます。サービスマンはチャメと略して呼ぶ人もいるようです。
属名のチャメドレア=Chamaedoreaは、ギリシャ語でchamai(矮小の)doera(贈り物)、つまり「小さな贈り物」という意味があります。
中国古来の言い伝えである風水では、上向きに伸びる葉を持つ植物は「陽の気」を発するとされています。家庭ではみんなが集まるリビング、オフィスだと闊達な意見がでるように会議室に置いたり商談がうまくいくよう来客スぺ0スに置くと良いとされます。
また比較的耐陰性があるので、日が当らない場所や暗めな場所に置いても大丈夫です。つまり「陰」の気がたまりやすい部屋の隅などに置くと、悪い気を追い払ってくれるかもしれません。