グリーン・ポケットでは独自の商品開発を行い、オリジナル商品を発表しています。中でも好評をいただいている「コズミベンチ」は、国産ヒノキの間伐材を使用しています。間伐材を無垢のまま使用して木の風合いや香りを出来る限り残し、観葉植物と一体化させて、まるで森林浴をしているかのような商品を目指して開発しました。
木材は生きて呼吸をしていることは、ご存知かと思います。三千年の歴史をもつ法隆寺の五重塔の中心にはこのヒノキが使われていることは良く知られていることです。人が歩んできた歴史の中からも、私たちの生活に木材は最も適している素材だと言えるでしょう。
家が今でも、木軸工法で建てられているのは何故でしょうか?鉄骨やコンクリートなどの頑丈な素材もあるのにも関わらずにです。それは木材が人に優しいとかコストが安いという理由だけではありません。実は、火災になったとき鉄骨より木材の家のほうが倒壊が遅いのです。鉄骨は熱に弱くすぐに変形してしまいます。ところが木材は火にあぶられても表面が炭化し、それより燃え進むのが遅くなるという特徴を持っています。そのおかげで変形しづらい素材なのです。火事の後の現場で、柱だけが残っている家をよく見られることでしょう。あれほど燃えたのに柱が焼け残っているのは、炭化した木がその形状をしっかり保っているからです。
人と木の関係は古来より、そして未来に向けて無くてはならないものだと思います。グリーン・ポケットは、未来に残る商品づくりを目指していきます。